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山口県立美術館

山口県立美術館

山口県立美術館は、1979年(昭和54年)、市内中心部にあたる山口大学経済学部の旧亀山キャンパス跡地に建設されました。「山口県の特色を発揮する郷土色豊かな美術館」「県民が参加するひらかれた美術館」を基本方針として、近現代の西洋美術および中世から近代にいたるまでの日本美術などを中心に、幅広い時代とジャンルにわたる各種各様の展覧会を企画・開催する他、県内の芸術文化の鑑賞・創造の場として中心的役割を果たしています。

山口県立美術館では、年間を通じて美術館が収集した美術作品の系統的、計画的な展示(常設展)をはじめ、自主企画展、各種の美術団体、新聞社企画による全国巡回展などの幅広い美術鑑賞の場を県民に提供しています。常設展では、収集した館蔵品をローテーションしながら、常設展示室で展示しています。山口県の美術文化の歴史や郷土が生んだ代表的作家の全貌、郷土の風土と生活の中に育まれた代表的な工芸なども、当館所蔵品を通じてわかりやすく展示しています。また、企画展では、館の調査研究に基づいてテーマを設定し、内外のすぐれた作品を借用するなどしてユニークな自主企画展示を行っています。その他にも新聞社や他館との共催展や美術団体展など県民の関心が高い展覧会を誘致し公開しています。